今回は、転職を考え始めたらまず読むべき本ランキングでも常に上位に君臨している、「転職の思考法」を紹介していきます!
自分の頭の整理ついでに執筆しているのでメモ感が否めないですが、要点だけまとめてあるので是非最後まで見てみてくださいね。
サイト主の自己紹介
- 大学で化学を専攻するも、未経験でIT企業に新卒入社
- 入社後3年働き、キャリアアップの為転職し、年収120万アップを実現
- FIREを目標に、エンジニアや転職・投資についてリアルな声を情報発信中
ボクも転職活動をしている途中で「転職の思考法」に出会って読んでみたんだけど、改めて転職の軸や考え方を学ぶことができたよ
「転職の思考法」はこんな人に読んでほしい!
この書籍では小手先のテクニックとかではなく、ビジネスマン人生全体としてのキャリアプランの描きかたや、社会人全員が抱えるような悩みに対して、「本質的な答え」を導きだしてくれるような本になってます。
現在転職を検討している人や、転職を検討してはいないけど、今後のキャリアを見直したい人には是非読んでほしい一冊になってます。
「転職の思考法」の結論
この書籍には正直大事なことが書かれすぎています、、、
その中でも私が最も大事だと思ったポイントはズバリ
『自分のマーケットバリューが重要』
ということです
マーケットバリューとは
マーケットバリューとはつまり自分の市場価値のことです。
簡単に言うと
「この転職市場で自分がどのくらい価値があるのか」
というのがマーケットバリューです。
自分は労働力であるという商品ということを認識することが大事ですね。
マーケットバリューが高い人=価値が高い=会社が高値を出しても欲しい人
と、自然に繋がります。
そして何より明日会社がつぶれても別に映ることができる
低い人は、会社の終了がサラリーマン終了もしくは、安い会社に売りたたかれてしまうことを意味します。
いくら人気な会社に入っても、終身雇用制度が崩壊しているこの時代…
安定というものを保証してくれるものなんてものは大企業でさえなくなってきています。
『安定を導いてくれるのは自分自身のマーケットバリューである。』
ということを再認識することが重要です。
どうやってマーケットバリューを上げるの?
自分のマーケットバリューを上げるには3つのポイント(構成要素)があります。
- 技術資産
- 人的資産
- 業界の生産性
それぞれについて解説していきます。
技術資産(ポータブルスキル)
これはどんな会社でも通用するスキルのことです。
「専門性」+「経験」のことを指します。
専門性:=(職種)営業、経理、エンジニア、デザイナー
たとえば法人向けの営業を5年やっているのであれば、その専門性と経験を基にお客様の問題を解決するためのあなたの会社の資産になる。ということです。
人的資産
これは、その人自身の性格やコミュニケーション能力のことです。
たとえば、「愛され力・コミュ力・顔が広い」などがこれにあたります。
数値化できるものではないが、なんだかんだ人間なので物事の判断を好き嫌いでしがちなので、強い要素になります。
ただ単にコミュニケーション能力があるだけではなく、その人となりで仕事を取ってきたり、成績を出すこともできるので、会社を辞めたとしても関わりのあった会社からオファーを頂くことができます。
そういう人が、人的資産があるといいます。
業界の生産性
これは、自分の所属している会社の業界が儲かっているかどうかです。
これはあなたの要因ではなく、あなたが所属する業界のことがあなた自身のマーケットバリューを左右するということです。
給料というのはぶっちゃけ大半の場合、あなたの能力というよりはその所属している業界で決まったりします。
広告や金融・保険業界などはどこも給与が高い
飲食系やウェディング業界だとどこもだいたい低い
残酷な話だが労働市場の自分の働き・金額的なものは、スキルなどよりは、儲かる業界・急成長している業界に所属できるかどうかで左右されてしまう。
どこの会社でも通用するスキル
あなた自身の氏名力
そもそも儲かる業界に身を置いているか?
マーケットバリューを高める方法
「上司を見ずに、マーケットをみて仕事をする」
「えっ!?」って思いますよね。これは私も目からうろこでした。
バリューのある人は、お客さんや市場の悩みを解決しようとしているかどうかで決まります。
バリューが上がらない人はどうしても、社内のことばかりを気にして仕事をしてしまう共通点があります。
上司に怒られないように仕事をしている人はいつまで経ってもバリューが上がりません。
とはいえ、なかなか行動するのは難しいです。
結局はお客様のことを考えて仕事をする方が、一番会社の為に働いていることになるが、逆に会社からするとそれは「会社としての新しい試み」になり、自分と会社の間に摩擦が生まれてしまうものです。
多くの人は、お客様の生の声を聴く機会はあまりなく、会社の偉い人の声や上司の声を多く聞いてしまうので、会社の意見に影響されやすくなってしまうものです。
ですが、そこをどう変えていくかが、これからのあなたのキャリアを左右していきます。
どんな業界に身を置くべきか
先の章で述べたように、悲しいかな大概の給料やスキルの成長具合はどんな業界にいるかで決まります。
逆に捉えると、
『今後伸びそうな業界に身軽に映れる業界に身を置こう』
ということです。
おススメはピボット型キャリアです。(ピボット=方向転換)
自分の所属する会社が倒れる前に、違う会社にピボットできるように備えるということです。
じゃあどんな業界に転職すればいいのか
ズバリ、「成長市場の業界」です
たとえば、ITのような成長・スキルが向上できるような業界を指します
成長市場かどうかをどう見抜くか。ですが
特徴は2つあります
・多くのベンチャー企業が参入している
・既存業界の非効率を突いている
多くのベンチャー企業が参入している
たくさんのベンチャー企業が立ち上がって、会社がうまく行っている業界
ベンチャー企業は資本力がないので、普通は大手には勝てないし、すべてのベンチャーが成功するとは言えません…
が、、ベンチャー企業が多く立ち上がる=その時の流行なので業界としては今後伸びる可能性が高いです
伸びる業界を探す方法ですが、一例として転職サイトの求人を検索するなどがあります。
これから来そうなキーワードで転職サイトで検索(クラウド・IoT・SaaSなど)し、ヒット数が数百~数千件だと参入数は多いと思います(前提条件として起業したのが最近であること)
既存業界の非効率を突いている
伝統的な業界・古い業界における非効率を解決している業界です。
たとえば、教育業界ではスタサプ・東進のオンライン授業などがあります。
塾では同じ講義を何回もやるのが非効率でしたが、懇親の授業を一回やって、録画しそれをオンラインで流すなどのエドテック(Education × Technology)が良い成功例です。
医療・不動産などでも同じようなことが考えられますね。
このような古い業界などの非効率を解決する業界は成長市場と言えます。
まとめ
マーケットバリューを上げることが重要(マーケットバリュー:「転職市場における自身の価値」)
マーケットバリューが高い人=価値が高い=会社が高値を出しても欲しい人
マーケットバリューを構成する要素
- 技術資産=専門性・経験
- 人的資産=愛され力
- 業界の生産=儲かる業界か
マーケットバリューを上げるには上司ではなく業界・市場を見る
今後伸びる業界にどんどん軸足を移していくピボット型キャリアを築く。
今後伸びる業界
- 多くのベンチャーが参入
- 古い業界の非効率を突いている
最後に
このサイトでは他にも「毎年100万円貯めたノウハウ」や「エンジニアの一日」など自身の体験に基づいた記事を書いていますので是非読んでみてください!!
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